紹介
君は「サイバーパンク」というジャンルを知っているだろうか?「ニューロマンサー」「ブレードランナー」「攻殻機動隊」「MATRIX」「マルドゥックシリーズ」などの「サイバースペース」に自身をAIのようにアクセスして手足のように駆け回ったり肉体を機械と…
ソニー傘下のゲームスタジオ「Sucker Punch Productions」から待望の作品が発売された。「ゴーストオブツシマ」だ。私は発売日にパッケージ版を購入し約1週間でトロコンまで辿りつけた。おおよそ50時間もあれば寄り道をしながらでもクリア自体は可能だろう。…
2020年4月に発売されたタイタンを読むことに備えて過去の野崎まど作品を予習してきた。メディアワークス文庫のアムリタシリーズ、Knowだ。 「[映]アムリタ」から「2」までの一連のシリーズでは野崎まどの独創性とユニークさ、そして正解するカドやバビロン…
別に野崎まど週間というわけではないもののここのところ「[映]アムリタ」に始まり最新作の「タイタン」とひたすら野崎まどを読んでいた。 今回の記事の「know」は「タイタン」を読む前に読んでおくと野崎まどのSF感を知る助けになるだろう。何より純粋に面…
シュピーゲルシリーズについて スプライトシュピーゲル 登場人物 鳳(アゲハ)・エウリディーチェ・アウスト 乙(ツバメ)・アリステル・シュナイダー シュピーゲルシリーズについて ※この項目はオイレンシュピーゲルと同様の内容です。冲方丁による複数の出…
前提作品の記事はこちら 野崎まど ある日メディアワークス文庫の野崎まど作品新装版がKindleのセールで半額近い値段になっていた。私は何の迷いもなくそれを購入した。既読作品もあれば未読作品もあった。だが私は一部の作品を読んだだけで読んだつもりにな…
シュピーゲルシリーズについて オイレンシュピーゲル 登場人物 「涼月・ディードリッヒ・シュルツ」 「陽炎・サビーネ・クルツリンガー」 「夕霧・クングンデ・モレンツ」 「吹雪・ペーター・シュライヒャー」 「ミハエル・宮仕(ミヤシ)・カリウス」 最後…
野崎まど 野崎まどという小説家を知っているだろうか?2009年に電撃小説大賞に新設されたメディアワークス文庫賞を受賞し新設されたメディアワークス文庫からデビューした作家だ。彼女は一作目からその悪魔のような才能を存分に発揮し、電撃文庫ではそのユー…
この物語はピーター・パーカーからマイルス・モラレスへの継承の物語だ。スパイダーマンの映画作品にはサム・ライミ版三部作、アンドリュー・ガーフィールド版の二部、MCUのトム・ホランド版現行メイン作品2作と色々あるが共通するのはどれも実写でスパイダ…
「アステロイドに花束を」に掲載された小川一水の短編、「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」が長編作品として3/18に刊行された。短編の時点でさえ濃密な世界観に強烈な百合だった本作は長編として編み直されよりその世界観を広げ密度を増し、より破…
グラブルの古戦場期間中に未見だったエグゼイド(外伝含む)とビルド(グリス外伝以外)をコンプリートしたため平成ライダー感想や個人的ランキング、紹介を含めた総括記事を書くことにした。平成ライダーは多くの作品がPrimeVideoやNetflix、Huluで視聴が可…
メタルギアソリッドシリーズの「小島秀夫」がコナミから独立し、自身のスタジオを作り制作したゲーム一作目。それが今回の記事の「デス・ストランディング」です。 作品としては単純でこれだけを書くとつまらなさそうなのですが、ゲームをよくやる人はあまり…
今回はスマホゲームの「アズールレーン」を運営するYostarの新たに始動したスマホゲー「アークナイツ」を紹介させていただきます。まずはこちらを御覧ください。 はい。量産型ソシャゲとかに多い無駄な露出が少なく統一感のあるキャラクター達に獣耳そして大…
前回の記事ではPrimeVideoで閲覧できる作業中にながら見できるおすすめの作品をおすすめした。記事の経緯等については前回の記事を見てもらいたい。今回は「Netflix」で2020/01/22現在配信されているおすすめの作品を紹介していく。Netflixは月額千円ほどだ…
長時間の単純作業は動画・音楽・テレビ、そういったものをお供にすれば長時間での戦闘もより精神をすり減らさずにできると私は考えている。中でも今の御時世インターネットと少しの月額課金さえあればかなりの量のコンテンツが閲覧することが出来る。Amazon…
この記事を書くことになったには単純かつ深淵な経緯がある。ことの起こりはTwitterだ。 誰かSTRONG YURIとWEAK YURIに関して講義してほしい — ヵミュ (@camus_bdc) 2020年1月8日 そう、この一言からこの与太話は始まった。 大絶滅は実にweakでstrongだったよ…
令和元年に生まれた怪文書=草野原々season2最終章「大絶滅恐竜タイムウォーズ」 以前に記事とした「大進化どうぶつデスゲーム」の続編に当たる作品です。当たってしまう作品です。それが「大絶滅恐竜タイムウォーズ」 前作の怪文書はこちらになります。冒頭…
平成最後の人類には早すぎた大怪作「大進化どうぶつデスゲーム」 デビュー作の短編「最後にして最初のアイドル」でハヤカワSFコンテスト特別賞、第48回星雲賞日本短編部門、第16回センス・オブ・ワンダー賞《未来にはばたけアイドル》(羽ばたくどころではな…
テッド・チャン「息吹」 2019年に刊行された中でも抜きん出た傑作どころか、10年代を通して見てもテッド・チャンの「息吹」は類稀なる完成度を誇る。多くのSFファンが絶賛する出来だろう。有名所だけでも「ヒューゴー賞」「ネビュラ賞」「シオドア・スタージ…