色のない緑色の考えは曖昧に記述する

色のない緑色の考えは曖昧に記述する

本・ゲーム・映画等感想レビュー及び雑記

作業のお供におすすめ映画・アニメ・ドラマ Netflix篇

前回の記事ではPrimeVideoで閲覧できる作業中にながら見できるおすすめの作品をおすすめした。記事の経緯等については前回の記事を見てもらいたい。
今回はNetflixで2020/01/22現在配信されているおすすめの作品を紹介していく。
Netflixは月額千円ほどだが一ヶ月に何本か映画をレンタルすると思えば安いものだ。そして何より現行シーズンのアニメ作品も多く扱っていたり準新作もかなり配信しているのでストリーミングサービスの中では映像作品に特化していて特におすすめだ。

前回の記事ではアクション等の割と万人向けの作品を多く紹介したがこちらの記事ではグロテスクな作品や衝撃的な作品もおすすめしていくので紹介する際にも書いておくが注意してもらいたい。

 

 


アニメ

「レビウス」

スチームパンク×ボクシングのクールなNetflixオリジナルコンテンツだ。
蒸気を使った機関で動く義手を用いた裏試合から一躍メジャーコンテンツになった「機関拳闘」、主人公は他の選手が両手を義手として闘う中で唯一片手のみの義手で闘うルーキー。
アニメならではの白熱の演出で男たちの熱い殴り合いが見れる。
今はまだシーズン1しか配信されていないがNetflixも推していたしこのクオリティで人気が出たらシーズン2もやるんじゃないかな。

「ケンガンアシュラ」

こちらもNetflixオリジナルシリーズ。
こちらも格闘技ものだがボクシングに限らずジークンドーからムエタイ、路上喧嘩まで武器の持ち込み以外なんでもありの極限バトルだ。登場人物はどいつもこいつも筋肉の塊みたいなやつらから骨と筋肉だけのように練り上げられたストイックで効率的に肉体を鍛え込んだようなやつらだらけ。
企業同士が雇った格闘技最強を自負する選手達の極限バトル。熱くないわけがない。
頭まで筋肉でできているような作品だがだからこそ脳みそを使わずに見ることができる。大変おすすめだ。


「キャロル&チューズデイ」

こちらは前者2作品とは打って変わってSF音楽もの。監督は「カウボーイビバップ」の「渡辺信一郎」舞台は火星。
ギターだけが取り柄で籠の中の鳥のような生活から家出し逃げ出したキャロルと路上演奏をして暮らしているチューズデイは一目惚れのような運命的な出会いをしてバンドを結成し、火星に残る伝説的なライブを行うまでの物語。
彼女たちが少しずつ有名になっていく成長物語も勿論素晴らしいのだがBGMから挿入歌まで全てが素晴らしい。
特に挿入歌は全世界の人が楽しめる作品にしたいという監督の意向から全世界オーディションを行い選ばれた主人公二人とライバルの三人が声優とは別に参加している。さらには多くの海外ミュージシャンが楽曲を提供しているという豪華仕様。ぜひとも見るべき作品だ。


ジョジョの奇妙な冒険

ジャンプの中でもドラゴンボールやワンピースと並ぶ有名作品、そのアニメ化。
原作は未だにジャンプの系列雑誌で連載中で今は8部の「ジョジョリオン」が連載されている。
アニメとしては現在5部までアニメ化されており全シーズンが視聴可能だ。
物語としてはジョースター家の血筋とDIOの波紋(気やオーラのようなもの)と吸血鬼を巡る物語だ。
元の漫画の作風通りユニークな画風もアニメとして高クオリティで描かれている上に作者特有の擬音も映像として描写されている。
非常に長い物語だがアクションとしても異能ものとしても見応えのある作品なのでこういう機会に一挙見するにはいいだろう。一部二部とそれ以降の部では作風が異なるが連綿と連なるジョースター家の物語なので是非とも1部から楽しんでもらいたい。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

京アニ作品と言えばアニメをある程度嗜んでいる人ならだいたいの作品の傾向が掴めるだろう。傾向としては感動モノだ。
主人公は孤児で軍部に拾われ戦争で一人で分隊を夜襲して壊滅させるほどの戦闘能力を持った少女「ヴァイオレット」。彼女は慕っていた上司と両手を戦争で失い、戦争が終わったことで仕事も失った。義手となった彼女は上司の知り合いに引き取られ代筆の仕事を始める。その代筆業で戦争で摩耗した感情や孤児として得られなかった感情を得ていく物語。基本的に一話完結で少しずつ大きな物語が前進していく。代筆の依頼相手には様々なバックストーリーが存在しそのどれもが切ない。だがそれでも彼女は生きていく。2019年に起きた京アニのことを想うと胸が苦しくなるがだからこそこのヴァイオレット・エヴァーガーデンを見てもらいたい。

「ΠΛΑΝΗΤΕΣ-プラネテス-」

コードギアスの「谷口悟朗」監督のSF作品。
基本的には宇宙や月で生活ができるようになっているぐらいの近未来なのですが主人公達の仕事は地味でスペースデブリ拾いです。
スペースデブリっていうのは宇宙空間に漂っている衛星やら何やらから発生したゴミなのですが衛星軌道上で遠心力がかかったり発生した際に生じた速度が宇宙空間なのでそのまま維持されます。なのでネジ一本ですら衛星やコロニーに穴を空ける可能性があるのです。
そういう地味ですが大切な仕事を描いたヒューマンドラマです。スペースデブリの回収を専門とした部署に着任した新人を主人公として、宇宙での暮らしやそれならではの問題を描いており放送当時はアニメとしてはあまり評価されませんでしたが逆にSF界隈やJAXA等から非常に高い評価を受けいまでは評価の高い作品となっています。
現実的で質の高いSFが摂取したい方におすすめです。


魔法使いの嫁

ヤマザキコレ原作の漫画をアニメ化した現代のファンタジー作品です。
妖精や怪物、普通の目にはみえないそういうものが見える「スレイベガ」という体質の「チセ」は自身の不幸な境遇を嘆き魔術師や魔法使いが扱う競売所へと自身を出品します。そしてそこでチセを買い取った「エリアス・エインズワース」は人間の体に動物の骨を乗せたような姿の人外の魔法使いだった。そしてチセは彼の魔法使いの弟子兼嫁としての生活が、そしてチセの生きるための生活が始まります。原作は今第二部が連載中でアニメは第一部が終わるところまで描かれています。ここで漫画が終わりと言われても普通に信じられる終わり方なのでそのへんはあまり気にしなくても大丈夫。
近年まれに見る上質なファンタジー作品です。そしてチセもエリアスも可愛い。人外萌はあります。


Fate/Apocrypha

PrimeVideo篇で紹介したFateの外伝に当たる作品です。世界観を同じくしておきながら同時には起き得ない平行世界での出来事。あり得ざる聖杯戦争を描いた物語。通常の聖杯戦争は7騎の殺し合いですがこの作品は違います。7騎対7騎の戦争、そしてその審判者たるクラス「ルーラー」「ジャンヌ・ダルク」を主人公とした物語。
アニメの出来はとてもよく陣営対陣営の戦争のため戦闘シーンもstay nightよりも多く見応えがあります。FGOで見たことのあるサーヴァントが実はこんなキャラだったのかみたいな一面も多く見れるのでFGOをプレイしている人は見て見る勝ちがあると思います。


血界戦線

トライガンで有名な内藤泰弘原作の漫画をアニメ化した作品です。
必殺技名を叫んで殴るという単純な見せ場を魅せるために作られていると言っても良いくらいにド派手に必殺技を魅せる作品です。
ただ必殺技だけというだけではなく魅力的なキャラクター、どんなものでも受けれ要られるような広大な世界観、軽快なギャグ等魅力がこれでもかと詰まっている作品です。

ド派手なアクションが見たい方におすすめです。

 

BLACK LAGOON

広江礼威原作漫画のアニメ化作品。
ありとあらゆる悪行が行われる背徳の都「ロアナプラ」で荒事でも何でも行う運び屋「ラグーン商会」が偶然の拾い物「ロック」と共にマフィアの抗争やヤクザの抗争に巻き込まれたりイカれた殺人鬼へと銃弾を食らわせるクライムアクションです。殺人メイドのターミネーターも出てきます。
これでもかというくらいに悪辣なジョークと銃弾が飛び交い爆発します。
洋画とか好きな人におすすめです。


攻殻機動隊シリーズ」

士郎正宗原作漫画のアニメ化作品、そしてそのアニメからの派生作品です。ハリウッド版の映画もありますがここではそれには触れません。
サイバーパンクというジャンルの中でも一大巨塔といえる作品でも多くの作品(例:MATRIX)に影響を今も与え続けているとてつもない大傑作です。
アニメ一期の「S.A.C」アニメ二期の「S.A.C 2ndGIG」OVAの「S.S.S」
そして前日譚の「ARISE」、そして「ARISE」の劇場版
押井守監督の劇場版「GHOST IN THE SHELL」その続編「イノセンス
押井守監督の作品とアニメ版は関係性がありません。
もはや説明不要。SFの真髄がここにあります。重厚なストーリー、魅力的なガジェット、退廃的な世界観、そして哲学的なテーマ、それらが絡み合って作品が作られています。
SFがファンにはマストと言える一本です。絶対に見ておくべき作品の一つになります。そしてこれを全て見る頃には古戦場も終わっているでしょう。

タイガー&バニー

サンライズ制作のオリジナルアニメ作品。
X-MENやヒロアカのように異能力者=NEXTが世に生まれ始めた近未来が舞台のヒーロー作品。
現実に存在する企業のロゴをヒーローたちが背負、企業に所属しシュテルンビルトで起きる事件に対処していく。そしてそのヒーロー達をテレビ番組として放映して対処した事件や捕まえた犯人をポイント化してヒーローのランキングを決める。
主人公である「ワイルド・タイガー=鏑木・T・虎徹」とある理由から実名でヒーロー活動を行う「バーナビー・ブルックスJr.」がヒーロー界初のコンビヒーローとして事件を解決していきながら様々なヒーローにスポットをあてつつバーナビーのある理由を探っていく痛快ヒーロー活劇です。
女性人気の高い作品ですが男性が見てつまらないとかそんなことはありません。とても熱量の高い作品で未だに続編が熱望されています。
仮面ライダーやアクションモノが好きな人におすすめです。

 

弱虫ペダル

渡辺航原作漫画のアニメ化作品です。
自転車競技をテーマとした作品で学園モノとしての青春要素もそうなのですが競技としての熱量も非常に高く見ればわかる面白さがあります。
こちらも女性人気の高い作品ですが男性が見てもとても楽しめる作品です。
競技者同士のライバル関係、チーム内での結束や軋轢、友情。様々な関係性がそこにはあります。私は漫画を集めているのですがとにかく熱い作品がみたい人におすすめです。


黒子のバスケ

藤巻忠俊原作漫画のアニメ化作品。
こちらも前者と同じくスポーツモノで女性人気の高い作品です。テーマはバスケ。
上の作品とだいたい言いたいことは同じなので女性人気が高いからと忌避しないで見てください。面白いです。


 

ドラマ

SHERLOCK

コナン・ドイルシャーロック・ホームズを原案としたBBC制作の世界中に大人気なオリジナルドラマシリーズ。
現代を舞台にシャーロック・ホームズとワトソンが難事件を解決していくのはシャーロック・ホームズシリーズ通りの筋書きなのだけれどもホームズとワトソンが大変癖のあるキャラクター造形をしている。そしてホームズ役のベネディクト・カンバーバッチの演技が中でも特に光る。ヤク中で偏執的なホームズのキテレツな演技をこれでもかというまでに演じている。
もちろんシナリオや事件についてもよく寝られている。それに演出もだ。
この作品は一話一話が映画並みの密度で出来ておりなんと一話90分の3話で1シーズンとなっている。もはやドラマではなく連続映画とも言えるクオリティ。
1話90分の3話で1シーズン、それが4シーズンで完結している(間に特別編の映画もあるがあれはあまり気にしなくてもいい)ため他の話数とシーズン数の多い海外ドラマと比べると比較的短く纏まっているので海外ドラマの入門にもおすすめだ。ホームズとワトソンの関係性も刺激的とも言える。その刺激には海外のお姉様方々も熱狂しているようだ。
ミステリーや刺激的な作品が好きな人達には是非とも見てもらいたい。
本当に見るべき価値のある作品だと私は思っている。だから私はこの記事を読んでいる人たちにも是非見てもらいたい。


「SUITS」

今世界中を賑わしているメーガン妃がヒロインとして出演しているドラマだ。だがそんなことは些細なことだから気にしなくともよい。
この作品は俗に言う弁護士ドラマだ。ただし昨年も日本でいくつも放送されたものとは比較することすら馬鹿らしい出来だ。とてつもなくクオリティが高く考証もよく出来ている。この作品をリメイクしておきながら駄作にしたフジテレビは大馬鹿者と言えるだろう。
まずこの作品の大きな特徴は主人公は
「主人公であるマイク・ロスは弁護士ではない」
ということだ。マイク・ロスはとてつもない記憶力の持ち主で大抵のものや書類は一度読めば暗記できるほどの記憶力だ。彼は学生時代に弁護士を目指していたが替え玉受験のバイトをし、そのことが発覚したことで大学から除籍させられた。そんな彼がふとしたことをきっかけにもう一人の主人公「ハーヴィー・スペクター」と出会い経歴詐称をし弁護士見習いとして働くことになる。
紹介してきた中でも特に見応えのある作品の一つだろう。この作品を見て価値観が変わるかもしれない。何か感じるところがあるかもしれない。素晴らしい作品だ。見て、その感想を私は聞いてみたい。


ブレイキング・バッド

この作品は過去に様々な賞を受賞し大きく話題になった作品だ。
そして非常にシニカルでブラック、バイオレンスでケミカルな作品とも言えるだろう。そしてその主人公はアメリカのテレビ史上最高で最も象徴的なキャラクターと言われている。
主人公である「ウォルター・ホワイト」は平凡な家庭を持つ科学教師だった。だがある日癌を患い家族に何を残せるのかと考えるようになる。カリフォルニア大学で結晶学を専攻していた彼は元教え子の「ジェシー・ピンクマン」を相棒にメタンフェタミン……つまり覚醒剤と言われる麻薬を精製し販売することで人生の坂を転がり落ち悪徳の道へと進んでいくのだ。彼の精製するメタンフェタミンは街に出回っているヤク中が作った粗悪品とは純度が桁違いに高かった。彼は裏社会のキーマンとなりホワイト先生から徐々にブラック先生へと変貌し悪徳を統べていく。
マジで刺激的でおすすめ。マイベストドラマと言ってもいい。この作品を見ているか見ていないかでは価値観が大きく変わってくるだろう。他のドラマに対する見方も大きく変わってくるだろう。そういう意味ではこの作品は劇薬だ。
だがしかしこの作品を是非とも見てもらいたい。ホワイト先生の破滅への道を知るべきだ。


「ブラックミラー」

イギリスで制作されたSFドラマ。
簡単に言えば「英国風SF世にも奇妙な物語」ただしブラックなジョークと社会への風刺をこれでもかと混ぜ込んだ作品だ。一話完結のアンソロジー形式というのも見やすくていい。
本当にありえそうな近未来を描いていて想像力が大変膨らませられる。こんな未来になったらいいと思える反面こうなってしまうのも最悪だという未来を両立させている見事な塩梅だ。
世にも奇妙な物語を楽しめる人ならきっと楽しめるだろう。大変おすすめ。


マンハント

実際にアメリカを震撼させた連続爆弾魔「ユナボマー」を題材とした刑事ドラマ。ユナボマーは郵便を使って現実に三人を殺害し20人以上に重軽傷を負わせた。
FBIの視点で比較言語学を用いて犯人を追い詰めていくNetflixオリジナルドラマ。
実際にある情報の断片から犯人をプロファイリングして追い詰めていく現実に即したドラマだ。この作品に関しては私は多くの言葉を語ることはできない。見たほうが早いからだ。
羊たちの沈黙のようなサスペンス好きには刺さるだろう。

 

映画

「SAWシリーズ」

有名パニックスリラーシリーズの傑作です。
とにかくアナログな装置で人が凄惨な拷問にかけられたようにグロテスクに死んでいきます。驚愕の装置の数々には眼を見張るものがありますしきっと驚くことでしょう。
目が覚めると脚をパイプに繋がれた状態で真っ暗な部屋に閉じ込められていた。部屋の電気をつけると対角線上にはもう一人パイプに繋がれた男が。そして二人の間には血溜まりに倒れ込んだ男が一人。
SAW1と2はパニックスリラーの中でもかなりの傑作なので是非とも見てもらいたいです。とりあえずPVを置いておくので気になった方は是非御覧ください。

ただし残念なことに2から最終までは配信中なのですが1のみ配信しておりません。
気になる方はAmazonでレンタルしてください

ソウ (字幕版)

ソウ (字幕版)

  • 発売日: 2017/10/10
  • メディア: Prime Video
 

 

「LEON」

ジャン・レノ主演の殺し屋の「レオン」が偶然殺し屋に一家を殺されたナタリー・ポートマンの主演の「マチルダ」を拾い殺し屋の技を教えたり疑似家族としてあれこれする話。
古典的名作ですが名作には名作たる所以があります。映画に詳しくない人でも名前くらいは聞いたことがあるでしょう。
ナタリー・ポートマンはこの役のせいで少女のイメージがいつまでも抜けず困っていたそうだとかなんとか。

SE7EN

ブラッド・ピット主演、モーガン・フリーマン助演の七つの大罪をモチーフにしたサスペンス映画。
過去に4週連続で興行収入1位を記録した映画で未だに根強いファンの多い作品です。当時としては先鋭的な演出も多くダークな世界観で多くの観客を魅了してきました。
ブラピ演じる新人刑事「ミルズ」とモーガン・フリーマン演じる定年退職まで一週間のベテラン刑事「サマセット」が殺人事件の現場に急行した。
現場にはありえないような肥満の男が口から胃を破裂させた状態でスパゲティを吐き出して死んでいた。冷蔵庫の裏には英語で「暴食」を意味する言葉が残されていて……
という話です。おすすめですがサスペンスだと思ってみると結末を見たらあっけらかんとなるでしょう。

そのうち追記等更新します。










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