色のない緑色の考えは曖昧に記述する

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本・ゲーム・映画等感想レビュー及び雑記

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし1

クランが解散しノーマッドでなくなりオレはこれから相棒になるジャッキーから密輸の依頼を受けた。

税関で職員に賄賂を渡し切り抜けたと思ったが間違いだった。野郎どもは賄賂を貰った上でセキュリティに通報しやがったんだ。とんだ腐れ税関だ。

税関を抜けるとセキュリティに見つかり追いかけられカーチェイスをしながらの撃ち合いになった射撃/回避/破壊。

命からがらセキュリティを突破した。

これで依頼は終わりだと信じていた。しかしジャッキーはこの荷物を届けるまでオレに支払うはずの報酬は無いと抜かし始めた。

オレにはもう戻るクランも無い、ナイトシティに行くしか道は残されていない。選択肢は無い、報酬を受け取るためにももう少し付き合ってやることにしよう。

ジャッキーは案外頼れる奴らしい。気に入られたからなのか、仕事の負い目からかは知らないがナイトシティでの住処に仕事もくれるらしい。「これから」が決まっていなかったオレにはピッタリの相棒だ。たまにナイトシティの訳のわからないスラングを叫んでいるが些細な問題じゃあない。


これから始める仕事のためにミリテクの軍事用訓練チップを仕入れてくれたらしい。面白そうな玩具だ頭に叩き込んでみようじゃないか。

こいつは面白い没入だ。こんなチップ1枚で軍事技術を習得できるなんて便利なもんだな。射撃/ハック/隠密行動/格闘術、仕事に必要な要素はこのチップ1枚でほとんどなんとかなっちまう。新人研修なんざ必要性すら感じない。

これでオレも一人前の軍人ってか?笑わせてくれる。

今回の仕事はフィクサーのワカコからの依頼だ、女一人をクソどもから助け出せとさ。軍事技術を試すにはお誂え向きの相手だ、ナイトシティの肥溜めに叩き込んでやろう。

ここでチームの一人を紹介しておこう。「T-バグ」オペレーターでハッカー、チョコレートみたいな甘い色をしたイカした女だ。仕事のバックアップはだいたい彼女がしてくれる。

糞共の掃除は早々に終わった。一人デカイ一物を持った野郎が居やがったが所詮は雑魚だ、扱いきれない武器を持っている木偶でしかなかった。

目標の女はすぐに見つかった。とっくに土左衛門になりかけていたことを除けば大した問題じゃない。オレは一応彼女に没入しバイタルを確認した。ニューロンにウイルスチップを仕込まれていたがバグの支援でそいつもなんとかなった。ウイルスを除去によって彼女のシステムがトラウマチームを招集した、彼女はこのナイトシティでの夜を明けることができそうだ。


依頼主のワカコに連絡をつけた。報酬は後日受け取りに行く。身体が鉛のように重い、早く家に帰りたい。それなのにワカコはオレに今いるワトソン地区がこれから閉鎖されると吐かし始めた。封鎖される前にさっさと引き上げだ。

ビルを出てジャッキーがオレの車を走らせているとクソどもの残党がバンに乗って追いかけてきた。適当に処理をした。封鎖は始まっていたがポリ公の姉ちゃんを上手く説得して切り抜けた。

今日はもうクタクタだ。早く寝てしまおう。