サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし2
昨日助けた彼女からウイルスを貰ったらしい。どうにも調子が悪い。
ジャッキーのおすすめのドクとやらに会いに行くことになった。
ジャッキーに会うと彼はアジアンヌードルを呑気に食っていた。
サプライズがあると昨日言っていたことを思い出し彼に尋ねると彼は語りだした。
「デクスター・デジョーン」大物フィクサーだ。ここしばらくの間その大物フィクサーは失踪状態にあったらしい。そんな大物からの依頼をジャッキーが見つけてきた。明らかに胡散臭いが仕事は選んでいられない
ひとまずドク、ヴィクターの元へと辿り着いた。ここへ来るまで光が眩しすぎて仕方なかったがこれでなんとかなるはずだ。ついでにデクスターの仕事に備えて目と掌の拡張も、な。
知らないポリ公の姉ちゃんから突然連絡があった。レジーナというらしい。彼女はどうやらオレたちの素性を知った上で利用するために取引を持ちかけてきた。サイバーサイコの襲撃に対して手を打ってくれとのことだ。報酬も出る。悪い話じゃなさそうだ。
早速デクスターへのご招待へと招かれた。噂通りの圧力のある風貌に効果なパーツ。大物というのは本当らしい。
クソどもの相手をするのとは話が違う仕事だ。アラサカから試作型のチップを奪い取れという依頼だ。クソが、自殺をしろと言っているようなものだ。やってるオレはこの街の栄光の階段を駆け上がらなくちゃいけないんだ。
まずはメイルストロームのボスから軍事兵器を回収し、チップを強奪する。
メイルストロームのボス、ロイスとやらも一癖あるやつらしい。上手く行くといいんだがな。
依頼主はエヴリン・パーカー素性不明な女だ。探っても碌な情報は出てこない上にこちらの身が危なくなるだけだろう。彼女もオレとの面会を求めている。早速仕事に取り掛かろう。
早速彼女が指定した場所へと赴いた。
彼女、エヴリンは青髪にいかにもセレブな格好をした怪しげな女だ。
なぜ彼女がアラサカの試作チップなんぞを求めているのかは知らないが、詳しく話を聞かせて貰おうじゃないか。
彼女はオレのことを随分と下調べしているようだ、つまり、試作チップ「Reric」について。
エヴリンはそもそもアラサカの次期社長が横領して売りさばく気のチップをさらに強奪する気らしい。ヤツは高給ホテルのスイート。だから軍事兵器、か。要塞を崩すには確かに強力な兵器が必要だ。
時期社長さんとやらの記憶、つまりブレインダンスに没入してRericの場所とやらを探ってやろう。
ナマのブレインダンスは初めてだ人のデータに直接潜り何がそこであったかを把握する。たしかにこれは便利そうだ。試しに潜った生のBDは強烈だった。記録者の感情、感覚、全てをリアルに感じる。まるで自分が自分じゃないみたいで癖になりそうだ。なにせ死の経験なんて自分ではできる訳がないからな。
次は本番だ時期社長様に没入してRericの在り処を探ってやろうじゃないか。
エヴリンのやつ次期社長とやらと直接会っていやがった。あれはエヴリンの記憶だ。
ま、そのおかげでセキュリティから隠し場所まで丸裸に出来た訳だが。
BDの技術者の女は気に入った、向こうも悪くは思っていないだろう。また会おうと約束をしておいた。
BDを終え仕事について彼女と話しているとエヴリンはデクスターを裏切り直に仕事を受けないか?と話を振ってきた。この街じゃあフィクサーを裏切るということは組織に追われることになるということだ。
だが、デクスターは彼女いわくもう終わっている。そして彼女につけば大きな栄光を手に入れられる気がする。オレの直感がそう告げている。
オレは決断した。彼女の側についてやろうじゃないか。なによりそれが一番面白そうだ。
ひとまずメイルストロームと取引するためにミリテクに接触した。
ノーマッド出の人間は奴らの求めているところらしいから協力できそうだ。スパイ探しをしているそうで。
ミリテクの人間からはメイルストロームとの取引のための代金を預かった、が、こいつにはウイルスが仕込まれていた。処理はしたからありがたく使わせて貰おう。
お次はメイルストローム様の陣地に乗り込む時間だ。
メイルストロームは案の定血の気が多い馬鹿集団だった。
前のボスとの取引なんざ反故、とりあえず相手は脅す。つまるところスカベンジャーと大した差はない。
隙を見せた瞬間にロイスの野郎を絞め落としてやった。手下共は始末して荷物も回収完了。
これで準備は済んだ。次が本命だ。上手くやってみせる。オレはここで生きて行くんだ。
本命に挑む前にストレッチとしてポリ公からの依頼のご近所トラブルを解決、それから道すがら指名手配犯何組かに鉛玉を打ち込んでやった。身体が温まってきたようだしそろそろ本命にご挨拶と行こうじゃないか
デクスの本拠地、アフターライフにやってきた。ここは伝説のバーだ。ナイトシティで名を上げてきた連中は必ずここを通っている。
この店では名を上げた常連の名前のカクテルが並んでいるらしい。ただしカクテルに名前が付くのはソイツが派手に死んだ時だ。
そして街で最も長く場を仕切っているフィクサーの婆さんがいるんだと。ジャッキーはそう語りながら「ジョニー・シルバーハンド」というカクテルを飲んでいた。
デクスからお呼びだ。
デクスはエヴリンのことを警戒している。どう動いたもんか。
作戦は簡単だ。デラマン……一流のタクシーを使って隠密でホテルに忍び込みブツを頂戴するだけだ。
ホテルに到着した。流石の一流ホテルだけあって一生世話にならないような造りだ。セキュリティも前調通りガッチリと硬められている。
下準備をしていなかったら潜り込むことすらできなかっただろう。
部屋から軍事兵器のフラッドヘッドを無事にメインサーバーへと、このホテルのランナーへと潜り込ませた。目標もホテルに到着したようだ。さっさと片付けてしまおう。
次期社長殿の部屋に辿り着き目標の確保に成功した。ついでに事前に確認してあった武装も確保しておいた。
それでも、ここまで上手く行っても万事上手くとは行かないらしい。
アラサカの次期社長殿と社長殿がお部屋で親子喧嘩と来た。部屋からは出るに出られない。
……まさか子が親に手をかけるとは。不自由のない生活を送ってきただろうに。オマケにホテルを封鎖までしやがった。どうしろっていうんだ。
クソが!トラウマチームに捕捉された!あと少しで梯子を使って屋上に登れたところを!おかげでホテルから飛び降りるハメになった!
Rericのケースも破損しやがった!エヴリンはオレかジャッキーか、どちらかにチップを挿入しておけと言う。ジャッキーは自分にチップを挿入した。
急いでホテルから抜け出さなければいけない。
アラサカは本気だ。オレたちをマジで殺りに来てる。ホテルを閉鎖し部隊を投入してまでオレたちを殺しに来やがった!クソ息子の殺しをオレたちになすりつけやがったんだ!
部隊なんざ知ったことか、全員始末して突破してやる……は?軍事兵器だ?こいつらはなんてもんをホテルにぶちこみやがるんだ!ここはホテルだぞ!戦場じゃない!
ホテルからは無事に脱出した。デラマンに足は任せているがジャッキーの負傷が酷い。血が止まらない!このままじゃあジャッキーが!
チップは託された。後のことはオレに任せろジャッキー。
そして、デクスターに仕事の報告をして、オレは奴に頭をぶち抜かれて、死んだ。