色のない緑色の考えは曖昧に記述する

色のない緑色の考えは曖昧に記述する

本・ゲーム・映画等感想レビュー及び雑記

Netflixおすすめ映画 2023/12編 1/x

配信者としてデビューした頃に少し観ていたVtuberが居る。最近またそのVの配信を追ってたりメンバーシップやFCに加入したりして応援している。

そのVtuberは当時中学生くらいで来年から大学生になる。勉強したり本を読んだりするのが好きな子で美術にも興味があって、そして最近映画を意識的に見始めたらしい。映画館に行ってい観ていたりするのかは知らないけれどNetflixを使ってみているらしい。ハリポタの同時配信なんかもメンバーシップ限定でしていたりもする。

その人がこれからNetflixで映画を選ぶ助けになればいいなと思って久しぶりに記事の更新をしている。

もしも映画を見ながらお酒を飲むとしたらミックスナッツがおすすめです。

記事が長くなったのでいくつかの記事に別けます。

 

アクション

  • ミッションインポッシブルシリーズ

トム・クルーズ主演のシリーズ。存在しない特殊部隊MI6として任務を失敗した場合切り捨てられる部隊で仲間と共に一見不可能とも思えるようなミッションに挑んでいくシリーズ

一作目は1996年、最新作で七作目のデッドレコニング前編は2023年公開済みで後編は俳優や脚本家のデモの影響で2024年公開から2025年に延期になりました

この作品はなんと言ってもトム・クルーズがスタント無しで過激なアクションをしているところが売り。四五六作目はミスをしたら死亡してもおかしくないようなスタントをCG無しでこなしていて高層ビルの窓にロープ一本で吊られていたりハラハラするアクションが見られる大衆向け映画。

一作目から作品数を重ねる度にローテクノロジーだった道具がどんどん最近の身近なものに変化していくのも面白いポイント。

あまり知られていないけれど主演のトム・クルーズ失読症で台本をまともに読めないのにこれだけ演技ができているのは凄まじいことだと思うしハンデを感じさせずに俳優として成功しているのは凄いことだし少しくらいのハンデは努力でなんとでもできると思えてくるから気分が前向きになれるかも

https://www.netflix.com/jp/title/765912?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81174094

 

一作目は2014年、最新作は2023年公開で外伝のドラマがprime videoで公開されてる。一応4作目でシリーズとしては一応区切りが付いていますが配信されてるのはまだ3作目までです

キアヌ・リーブスが演じ主人公で殺し屋を引退したジョン・ウィックが奥さんを亡くしてしまうところから物語は始まる。奥さんを亡くして途方に暮れていたジョンの下に奥さんからの忘れ形見とも言える子犬がある日届けられる。(私が居なくても元気に過ごして欲しいってことかな……)犬が突然届けられたものだから犬のご飯やら何やらを買いに愛車で買い出しに出かけたジョンはマフィアの息子にちょっかいをかけられ愛車を売れと迫られるが無視をする。その夜マフィアの息子はジョンが元伝説の殺し屋だと知らずに強盗に入り奥さんからの忘れ形見である愛犬を殺されマフィアへの復讐を誓う……

ジョン・ウィックシリーズは人がたくさん死ぬけれど人間対人間のアクションが凄い巧み。映像の切り取り方もすごく上手い。シリーズの中では道路上で乗馬して逃げるシーンなんかもあって人気のシリーズです。人はたくさん死ぬタイプのアクションだけどグロテスクなシーンはほとんど無いからグロ耐性が無い人でも見れるはず

ほんとはmatrixも哲学的な作品で仏教でダルマ映画って言われれるくらいの作品だから紹介したかったんだけど今は配信が終わってました、残念。

https://www.netflix.com/jp/title/80013762?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81029827

 

  • グランドイリュージョン

2013年に1が、2016年に2が公開された映画。

4人のプロマジシャンが自らのトリックを用いて世紀の大強盗とイリュージョンを仕掛けるFBIと対決する映画。映像的にも面白いしどういうトリックでマジックが行われているんだろうって考えるのも楽しいと思う。映像を観ているだけでも楽しめる作品だと思います。

多分観てもらわないと魅力が伝わらない感じの作品かも……

https://www.netflix.com/jp/title/70243464?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81035144

 

2022年に公開された映画。ゲームが原作だけどゲーム本編よりも過去の話で主人公の若い頃を描いた作品なので原作についての知識は無くても十分に楽しめます。主演はアベンジャーズシリーズでスパイダーマン役を演じ有名になったトム・ホランド

海洋冒険家の末裔と言われフランシス・ドレイクの末裔である一族である主人公のネイサン・ドレイクは10歳の頃に失踪した兄の相棒であるサリーにお前も兄のように財宝を探しに行かないか?マゼランの隠した黄金の手がかりがあると誘われる。最初は躊躇したものの兄の手がかりがあるかもしれないと考えたネイサンは冒険に出発する。

いわゆるインディー・ジョーンズの系譜の映画。財宝を求めて遺跡探索したりするような映画大体インディー・ジョーンズの影響を大きく受けてる。この映画は単発で完結しているから見やすい部類かな。内容もシンプルだしアクションも面白くミステリー要素もあるからいい感じ。私は映画館に観に行きました。

インディー・ジョーンズは版権の問題でDisney+での配信がメインなので興味があったらそちらもどうぞ。今年(2023)公開した最新作まで全部配信されています

https://www.netflix.com/jp/title/81199140?s=i&trkid=258593161&vlang=ja

 

  • 2ガンズ

2013年公開の映画。主演はデンゼル・ワシントンマーク・ウォールバーグ

それぞれ麻薬取締官と海軍情報部である主人公の二人はお互いが潜入捜査をしていると知らぬままに同じマフィアへと潜入していた。ある日マフィアのトラブルに巻き込まれた二人は多額の現金を巡るトラブルに巻き込まれ不本意ながらもトラブルから生き延びるために協力することになる……

二人の関係性の推移みたいなのがとてもいい映画です。もちろんガンアクションとかも面白いですね。

https://www.netflix.com/jp/title/70270776?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81042618

 

1999年の映画、過去に制作された「ミイラの幽霊」という古い映画のリメイクなんですけれど前の映画については考えなくてもいいです。主演はブレイダン・フレイザー

紀元前1000年。大神官イムホテップはファラオであるセティ一世の愛人アムクスナンとの恋に落ちるがファラオにそれがバレしまう。咄嗟にファラオを殺害するも近衛兵に追われ死者の書という死者を蘇らせることのできる書物を彼女に見せ復活を誓い彼女は自害する。イムホテップは逃げおおせ死者の都と呼ばれるハムナプトラへ赴き死者の書を用いた儀式を行うが王を殺害した罪から兵団に邪魔をされ捕縛される。王を殺すという重い罪を犯したイムホテップはその残酷さから過去に一度も行われたことのない禁断の呪い「ホムダン」をかけられ石櫃に封印される。

時は現代に移りハムナプトラ死者の書を巡り二つの組織が発掘を進めていたが謎の組織がそこへ乱入し「去らねば死ぬ」と言葉を残す……

これもインディー・ジョーンズ系統の映画になるのかな……でもファラオの呪いみたいな独自のファンタジー要素もあるから発展させた感じの作品かも。私はかなり好き。でも少しミイラとかスカラベがトラウマになりそうな描写があるかも

https://www.netflix.com/jp/title/70270776?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81042618

 

 

スリラー

このジャンルは社会的に考えさせられるような要素が多いかも。観て楽しむ以外にもこの映画はこういう風刺なのかな、こういう背景があるのかな、こういう社会問題を扱っているのかなって考えると楽しいかもしれない

 

マーティン・スコセッシ監督の1976年の映画、主演はロバート・デニーロ。ネトフリオリジナル映画のアイリッシュマンっていう三時間の映画も面白いらしいけど私は見れてない。そのうち観たい。

この映画強いて言うならjokerの映画と大きな相似があるところかな……善良な市民が虐げられ狂気に駆られていく、そんな映画。こればっかりは観てもらったほうが早いかも。jokerを観て考えさせられるところがあったならこの映画も楽しめるかは別として何かを考えるきっかけになるかもしれない。

https://www.netflix.com/jp/title/18907685?s=i&trkid=258593161&vlang=ja

 

  • パラサイト 半地下の家族

2019年公開のポン・ジュノ監督の映画。同年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞している作品

韓国では半地下って呼ばれるや安く借りられるけれど一階よりも下にあるために雨が降ると雨水が流れ込んでくるような物件があります。そこに暮らす一家が広い庭がある豪邸に住んでいて何ひとつ不自由のない暮らしをしている一家に家庭教師や家事手伝いとして少しずつ入り込んで行って文字通り寄生していく映画。とてもブラックだけど学歴社会や貧富の差をシュールに風刺している作品。考察とか考えることが好きなら観てみる価値があると思う。何度も見ることでここはこういう意味があったのかなって気づくようなスルメ作品。

https://www.netflix.com/jp/title/81221938?s=i&trkid=258593161&vlang=ja

 

  • ゾディアック

デヴィット・フィンチャー監督の2007年公開の作品。実話を基に作られた映画。主演はジェイク・ギレンボール。この監督の作品はどれも素晴らしくて個人的に大好きだから興味が湧いたらぜひ調べてもらいたい

1969年の独立記念日カリフォルニア州で恋人を銃殺する事件が起きる。1ヶ月後犯人は新聞社に「この暗号文を掲載しなければ今後12人を殺害する」という手紙と暗号文が届く。新聞社はそれらを掲載し人組の夫婦が「私は殺人が好きだ」と言う告白で次に届いた手紙と暗号にはゾディアックという署名が記されていた……

サスペンスよりも人間ドラマよりの描写に重点を置かれて作られているかな……実話を基にしている作品だけど実際の事件を調べてから見るよりも観てから調べたほうがいいかも

https://www.netflix.com/jp/title/70044686?s=i&trkid=258593161&vlang=ja

 

  • バトルロワイヤル

2000年公開の深作欣二監督作品。主演は藤原竜也等。ネトフリでは藤原竜也主演のノイズって作品も配信されて個人的にはそっちも気になってる

新世紀(2000年になる前に書かれた小説が原作の作品だから新しい世紀って表現なのかな)にひとつの国が壊れた。完全失業率は大きく上がり1000万人を超え経済危機に瀕していた。少年犯罪は増加し不登校児も数えきれなくなり校内暴力による殉職者は1200人を突破した。子供を恐れた大人たちは子供たちに恐怖を植え付け統制するためにBR(バトル・ロワイアル)法を制定した。この法律は年に一度全国の中学3年生の中から一つのクラスをランダムに選びそのクラスを管理された無人島へ送り三日以内に最後の一人になるまで殺し合わせると言うものである。

いわゆるデスゲームのジャンルの元祖みたいな作品で社会的に問題になった作品の一つ。当時起きた大きな少年犯罪が注目を集めている中で公開された影響もあって規制を求める運動が起こったりニュースとして取り上げられたりした影響で大ヒットした作品。

https://www.netflix.com/jp/title/70004548?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81396711

 

SF

 

  • アイランド

マイケル・ベイ監督の2005年公開作品。ユアン・マクレガースカーレット・ヨハンソン主演。監督はアルマゲドンとかトランスフォーマーで有名な人

主人公たち汚染された地上から逃れコロニーで毎日管理された綺麗な生活を送っていた。コロニーに住んでいる住人たちは毎日行われる抽選で選ばれた者のみが行くことのできる汚染から逃れた唯一の楽園「アイランド」へと行くことだけを夢見て毎日を過ごしている。ある日主人公は換気扇から侵入してきた蛾を見つけ実は外の世界は汚染なんてされていないのではという疑問を抱き始める

SF作品だけど、SF作品だからこそかな?最後まで作品を見てテーマがわかった時に現実にそれが行われていたらどうだろう?みたいな考えが頭によぎると思う。考えさせられるテーマがそこにある

https://www.netflix.com/jp/title/70021649?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81136212

 

クリストファー・ノーラン監督の2010年公開作品。アカデミー賞では撮影・視覚効果・音響・録音の四冠。主演はレオナルド・ディカプリオ渡辺謙。ノーラン監督の作品はどれも映像的に素晴らしかったり音響にとてもこだわっていたりするから機会があれば劇場で見てもらいたいかも。IMAX機器にこだわっているのも特徴。最新作として日本以外の国では原爆の開発者をテーマにした伝記映画「オッペンハイマー」が2023夏に公開されたけれど一番公開しなくちゃいけない日本でだけは公開がひたすら決定されず12月にようやく2024年に公開することが決定しました。

人の夢の中、つまり潜在意識に潜り込む「インセプション」を用いて企業スパイを行う主人公「コブ」の物語。彼は国際指名手配を受けておりそのせいで子供が待っている家に帰れずインセプションを用いた仕事に打ち込んでいた。ある時インセプションした渡辺謙演じる「サイトー」から家に帰るために大仕事をしないかと誘われるが……

夢の中で起きる出来事がメインの作品だから現実にはあり得ない超現実的な、幻惑的な描写が詰め込まれている見ているだけでも素晴らしい作品。長年その内容から物議を醸し続けている作品でもある。個人的に好きな映画を10本選ぶとしたら絶対に選ぶくらいよく出来ていておすすめ。今はネトフリでは配信していないけれど時間をテーマにした「TENET」、ヒーロー映画の決定版として語られるバットマンの「ダークナイト」三部作、始まりから終わりまでをバラバラにして繋げても成立する映画「メメント」も同じ監督の作品でダークナイトについては後述する。インセプションが気に入った人にはTENETも個人的には是非とも見てもらいたいかな。

https://www.netflix.com/jp/title/70131314?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81029368

 

  • レディ・プレイヤーワン

スティーブン・スピルバーグ監督の2018年公開作品。昔の名作映画を見て入れば見ているほど楽しめるテーマパークのような作品。日本人俳優の森崎ウィンがメインキャストとして参加している。

オアシスというどんな願いでも叶えられるVR空間が浸透した近未来、オアシスで遊んでいた主人公はオアシス創始者の死を知る。創始者は遺言としてオアシスの三つの謎を解いた者に莫大な財産とオアシスを譲ると遺した。世界中のプレイヤーと主人公はオアシスの謎に挑んでいく

VR世界という舞台を最大に活かした作品でスターウォーズジュラシックパークキングコングAKIRA、BTTFなどさまざまな作品がパロディとして登場する。アクション・ミステリー・レース、大規模な戦闘シーンと監督の作りたいもの全部作りましたなお子様ランチ作品。見る前に最低限シャイニングは見ておいた方がいいかも

https://www.netflix.com/jp/title/80211726?s=i&trkid=258593161&vlang=ja&clip=81068036