色のない緑色の考えは曖昧に記述する

色のない緑色の考えは曖昧に記述する

本・ゲーム・映画等感想レビュー及び雑記

Netflixおすすめ映画 2023/12編 1/x

配信者としてデビューした頃に少し観ていたVtuberが居る。最近またそのVの配信を追ってたりメンバーシップやFCに加入したりして応援している。 そのVtuberは当時中学生くらいで来年から大学生になる。勉強したり本を読んだりするのが好きな子で美術にも興味…

「すずめの戸締り」先行上映感想 後半ネタバレあり

天気の子に原作ゲームがあったように「すずめの戸締り」にも原作ゲームがあったんだ。私は当時DCを持っていたから覚えている。間違いない……確かにPC版は知らないけれど天気の子の制作が各地の扉を旅をしながら閉めて回るというアクションゲームがあったんだ……

映画感想ネタバレなし「The Batman」復讐者が世界最高の探偵になる物語

3/10、公開日の3/11に先駆けて先行放映で「The Batman」を試聴した。ダークナイトライジングからおよそ10年ぶりとなるバットマンの実写映画にして他のDCEUなどの連続作品とは独立した単独作品だ。 ダークナイトトリロジーではバットマンのオリジンから着地…

ゲーム感想・レビュー「真・女神転生Ⅴ」ネタバレなし

マトリックスと同じくらい「いつ出るのか」「発売はまだか」と待ち侘びていたメガテンⅤがようやく発売されました。Nintendo directで初めてディザーと開発が発表されたのが2017年、4年の年月を経て発売となりました。私は3DSを持っていなかったのでメガテン…

映画・感想「マトリックス レザレクションズ」ネタバレ無し

10月末に二度目のコロナワクチンを摂取し、11月からようやく映画館に気兼ねなく通える日々が戻ってきました。本当なら「ブラック・ウィドウ」「レミにセンス」「シャン・チー」「スーサイドスクワッド」「ヒロアカ」「ノマドランド」「アーク」「FGO 終局特…

2021年になってようやくiPhone8からiPhone12miniに買い変えて新型iPadも買った話

病気で休職してから正直今まであんまり外出の機会もありませんでしたしスマホも今は買い換えると結構値段もするので別にiPhone8のままでいいかなって思っていたんですよ。でも祖母の病気をきっかけに免許を返納させて自分で免許を取って少しずつまた仕事をし…

過去作から大きく進化した念願の新作「テイルズオブアライズ」序盤感想

ゼスティリア・グレイセス発売時にはPS4を持っていなかったので個人的にはエクシリア2ぶりのテイルズシリーズ新作にして新たな節目となる作品「テイルズオブアライズ」が発売されました。 2019年のE3で発表されて以来サイバーパンクと同様に待ち焦がれた新作…

ゲーム感想「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟」ネタバレあり

前回の記事はこちら 大逆転裁判2クリアしました……大変尊かったです。特にバンジークス家周りが。 作風やらシステム周りは基本的に1と変化ありませんでしたが1の時点で十分に完成されていたシステムだったので2も存分に楽しめました。1は3章までチュートリア…

小説感想「裏世界ピクニック6」ネタバレあり

3月に書いてたはずなのに下書き行きになってて投稿できてなかったことに今気が付きました。土下寝しながら供養に出しておきます。 例年なら新刊の刊行から次が出るまで1年空いていたのですが今回はなんとたった3ヶ月での新刊です。素晴らしい。 あっという間…

ゲーム感想「大逆転裁判 成歩堂龍ノ介の冒険」ネタバレあり

ひさびさのまともな感想記事更新です。今回はTwitterのフォロワーさんに布教していただきましたSwitch移植版大逆転裁判1&2の「大逆転裁判 成歩堂龍ノ介の冒険」になります。 正直いままで逆転裁判シリーズ……というよりもこういったアドベンチャー形式の作品…

近況報告:2021上半期

サイバーパンクの記事の更新を最後にしてからだいたい八ヶ月。最後に記事を更新してからサイバーパンクを近接特化のキャラで2周目を遊び、トロコンをしました。サイバーパンクの後はアサクリヴァルハラプレイし終わったら記事にしようと思いながらやっていた…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし7終

ジョニーと少し話をした。あいつはオレに手を貸してくれる代わりにローグの目の前でスマッシャーを打ちのめしてくれと頼んできた。オレとアイツは既に一蓮托生だ。オレはアイツがオレのために消えてくれる代わりとしてそいつを受け入れることにした。 ただし…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし6

パナムが戦闘機バシリスクの払い下げ計画を見つけたと連絡を寄越してきた。 パナムはそいつを横取りする気だ。 計画は簡単だ、バッドランズを輸送しているトラックを列車と車を用いて封鎖し強襲しトラックを奪うだけだ。 頭数もそれなりにいる。なんとかなる…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし5

外からナイトシティに戻る途中、パナマから連絡が入った。何やら緊急事態らしい。 連絡を受けすぐにパナマのクランに駆けつけるとソウルというクランの仲間がクランの敵に捕虜にされているようだ。救出の報酬として上物のスナイパーライフルを提示された。 …

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし4

フィンガーズを探してジクジクストリートにやってきた。 フィンガーズのドクのところには先にジュディーが来ていた。本当に友達が心配なんだな。いい子じゃないか。 フィンガーズに少し質問をさせてもらった。 どうやらこのヤブ医者はタイガークロウズから金…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし3

今のオレにはたくさんの選択肢がある。 一つは頭の中のジョニー・シルヴァーハンドをどうにかすること。 一つは前と同じようにフィクサーからの依頼を受けて少しずつ栄光の階段を上がっていくこと。 もう一つは、デカイヤマに取り掛かって一気に大物になるこ…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし2

昨日助けた彼女からウイルスを貰ったらしい。どうにも調子が悪い。 ジャッキーのおすすめのドクとやらに会いに行くことになった。 ジャッキーに会うと彼はアジアンヌードルを呑気に食っていた。 サプライズがあると昨日言っていたことを思い出し彼に尋ねると…

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし1

クランが解散しノーマッドでなくなりオレはこれから相棒になるジャッキーから密輸の依頼を受けた。 税関で職員に賄賂を渡し切り抜けたと思ったが間違いだった。野郎どもは賄賂を貰った上でセキュリティに通報しやがったんだ。とんだ腐れ税関だ。 税関を抜け…

小説紹介・感想:十三不塔「ヴィンダウス・エンジン」止まった物が存在しない世界

君は「サイバーパンク」というジャンルを知っているだろうか?「ニューロマンサー」「ブレードランナー」「攻殻機動隊」「MATRIX」「マルドゥックシリーズ」などの「サイバースペース」に自身をAIのようにアクセスして手足のように駆け回ったり肉体を機械と…

ゲーム感想・レビュー「ゴースト・オブ・ツシマ」武士の誉と蒙古と冥人の業

ソニー傘下のゲームスタジオ「Sucker Punch Productions」から待望の作品が発売された。「ゴーストオブツシマ」だ。私は発売日にパッケージ版を購入し約1週間でトロコンまで辿りつけた。おおよそ50時間もあれば寄り道をしながらでもクリア自体は可能だろう。…

小説感想・紹介:野崎まど「タイタン」今日も働く人類へ・働くとはどういうことか

2020年4月に発売されたタイタンを読むことに備えて過去の野崎まど作品を予習してきた。メディアワークス文庫のアムリタシリーズ、Knowだ。 「[映]アムリタ」から「2」までの一連のシリーズでは野崎まどの独創性とユニークさ、そして正解するカドやバビロン…

小説紹介:野崎まど「Know」

別に野崎まど週間というわけではないもののここのところ「[映]アムリタ」に始まり最新作の「タイタン」とひたすら野崎まどを読んでいた。 今回の記事の「know」は「タイタン」を読む前に読んでおくと野崎まどのSF感を知る助けになるだろう。何より純粋に面…

2020年になってようやくPS4でDark Souls3をプレイした感想

誕生日にフォロワーに対して欲しいものリストでわがままなおねだりをした。仲のいいフォロワーからカップヌードルのアソートとDark Souls3完全版が届いた。 Dark Soulsというのはフロム・ソフトウェアが開発したソウルシリーズの最終作でゲーム界隈ではソウ…

小説感想「マルドゥック・アノニマス5」ネタバレあり

今まで刊行されたものでもそうだったけれど バロットの精神が成熟してる(尊い) バロットが自分と似た境遇の子に恵まれない環境から抜け出せるように手を差し伸べたり、正しい道を示したりお姉ちゃんをしていたりマジで尊い。 1-3はイースターズオフィスが…

小説紹介:冲方丁「スプライトシュピーゲル」

シュピーゲルシリーズについて スプライトシュピーゲル 登場人物 鳳(アゲハ)・エウリディーチェ・アウスト 乙(ツバメ)・アリステル・シュナイダー シュピーゲルシリーズについて ※この項目はオイレンシュピーゲルと同様の内容です。冲方丁による複数の出…

小説感想・紹介:野崎まど「2」野崎まどのメディアワークス文庫作品集大成

前提作品の記事はこちら 野崎まど ある日メディアワークス文庫の野崎まど作品新装版がKindleのセールで半額近い値段になっていた。私は何の迷いもなくそれを購入した。既読作品もあれば未読作品もあった。だが私は一部の作品を読んだだけで読んだつもりにな…

小説紹介:冲方丁「オイレンシュピーゲル」なんか世界とか救いてぇ……

シュピーゲルシリーズについて オイレンシュピーゲル 登場人物 「涼月・ディードリッヒ・シュルツ」 「陽炎・サビーネ・クルツリンガー」 「夕霧・クングンデ・モレンツ」 「吹雪・ペーター・シュライヒャー」 「ミハエル・宮仕(ミヤシ)・カリウス」 最後…

小説感想・紹介:野崎まど「[映]アムリタ」

野崎まど 野崎まどという小説家を知っているだろうか?2009年に電撃小説大賞に新設されたメディアワークス文庫賞を受賞し新設されたメディアワークス文庫からデビューした作家だ。彼女は一作目からその悪魔のような才能を存分に発揮し、電撃文庫ではそのユー…

小説紹介・感想「2010年代SF傑作選1」

「2010年代SF傑作選」について 掲載作品 小川一水「アリスマ王の愛した魔物」 上田早夕里「滑車の地」 田中啓文「怪獣惑星キンゴジ」 仁木稔「ミーチャ・ベリャーエフの子狐たち」 北野勇作「大卒ポンプ」 神林長平「鮮やかな賭け」 津原泰水「テルミン嬢」 …

映画感想・レビュー「X-MEN:ダーク・フェニックス」

X-MEN:ダークフェニックスとは ダークフェニックスのあらすじ 主要な登場人物 X-MEN:ダークフェニックスとは 2000年から続く20世紀FOX制作のX-MENシリーズの最終となる作品です。X-MENシリーズには大きく分けて3つの作品ラインがあります。1つ目は初期1・2…