色のない緑色の考えは曖昧に記述する

色のない緑色の考えは曖昧に記述する

本・ゲーム・映画等感想レビュー及び雑記

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし4

フィンガーズを探してジクジクストリートにやってきた。

フィンガーズのドクのところには先にジュディーが来ていた。本当に友達が心配なんだな。いい子じゃないか。

 


フィンガーズに少し質問をさせてもらった。

どうやらこのヤブ医者はタイガークロウズから金をもらってエヴリンに何かをしやがったらしい。その後「蛾」というブランドのBDスタジオに渡したそうだ。

正直に吐いてくれなかったら鼻を無くしてやるところだったが、吐いてくれて助かった。

 


ワカコに「蛾」について訪ねた。やはり仕事柄知ってはいるようだが内容までは教えてはくれなかった。代わりにどこでそれを入手できるかの手掛かりだけは与えてくれた。

 


ワカコの手掛かりを元にディーラーから蛾のBDを手に入れた。ジュディと協力してこのBDを解析し、尻尾を掴んでやる。

 


その違法BDは男になんらかの処置を施すものだった。内容は言うほどハードなものでは無かったが手掛かりは得た。クソみたいな味のピザショップを頻繁に利用している施設、コートにあったロゴから元発電施設だ。

2つの情報から一致している場所にジュディが心当たりがあるようだ。今はそこにかけるしかない。

 


発電施設についた。ヤサ探しと行こうじゃないか。もちろん全ての障害は取り除く、そのために肉体改造まで施したんだ。

スカベンジャーのクソどもを掃除した。あのクソどもはいくら掃除しても湧いてきやがる。

あのクソどもがここでどんな残虐なスナッフポルノを撮っていたかなんて考えたくもない。

臓器もインプラントも抜き取られた死体すら道中にはあった……だが、エヴリンはなんとかまだ息をしているうちに助け出すことが出来た。不幸中の幸いだ。

これが果たして彼女にとっての幸いになるかどうかは、オレにはわからないが。

少なくとも今の状態を見るに、トラウマを植え付けられたことは間違いないだろう……

 


エヴリンは一命は取り留めた、が、あらゆる尊厳を陵辱し、エヴリンを壊し尽くした。だが、ジュディの協力で行動バーチャを掘り出すことは出来た。

エヴリンは、残念だ。今後、初めて会った時のように回復することはおそらくないだろう。

 


もう起きてしまったことは、変えることは出来ない。

だからオレは前に進む。エヴリンの残したBDから少しでも情報を得よう。

 


彼女のBDから得られた情報は3つ。

・彼女は高度なセキュリティを構築、もしくは構築できるものを雇える人間にゃ問われていた。

・ブードゥーボーイズが関係している可能性がある。

・彼女がボスとやり取りをしていたであろう場所

だ。

そして彼女はボスとの会話から本来は次期社長とのBDを作るところまでが仕事だったらしい。

彼女は、エヴリンは、Rericをボスから奪い取ろうとして、知りすぎていたためにニューロンを焼き切られそうになった。ボスを正体を暴いて、報いを受けさせてやる。オレと、エヴリンの二人分をだ。

 


2つ目のBDを見た。ボスはクレオール語を通話に用いていた。クレオール語はブードゥーボーイズたちの使う言語だ。これでほぼ間違いないだろう。

ボスは他の人間とも繋がっているらしい……そいつらも一人残らず暴き立てる。

それにしても……ジョニー・シルヴァーハンドがオルトに導いてくれる?

Rericにヤツがインストールされていると知っていたのか?それに、オルトとはなんだ?

 


ブードゥーボーイズに接触を図るためにフィクサーのミスターハンズに連絡をとった。こちらがブードゥーボーイズの求めているものを持っていることを伝えると渋々連絡を取ってくれると言い通話が切れた。

ブードゥーボーイズから連絡が来るまでには少し時間がかかりそうだ。それまでは他に出来ることを済ませておこう。次はアフターライフに生きローグに話を伺おうじゃないか。

 


アフターライフにローグの話を聞きに来た、が、やり取りの金が不足していた。作ってから出直そう。それなら先にタケムラとの用事を済ませよう。

 


タケムラは信頼できる旧友、元社長の娘の護衛とやらに引き合わせてくれるようだ。名前はオダ。随分と忠義に篤い男のようだ。

信用には値しそうだ。たが、娘を守るためにもオレたちを引き合わせてはくれないようだ。

娘が式典に出るという情報は引き出せた。あとはその式典にどうやって乗り込み、娘との接触を図るかだ。

しばらくタケムラが探りを入れてくれるらしい。式典までオレは待機だ。

 

 

 

……ジュディから緊急連絡があった。急いでアパートに向かうと、そこには自殺をしたエヴリンが……警察に通報したが、とんだ無能だ。奴らにとっては売女が一人死んだだけなんだろう。

エヴリン、ジャッキー、お前らの仇はオレが討つ。自己満足と言われようが関係ない。クズ野郎を掃除してやる。

 

 

 

ローグの提示してきた金額を集めてきた。これで話に入れる。

ヘルマンはカンタオという中国企業のセンシティブな業務を行う代わりに匿われているようだ。

彼が輸送する作戦がある、そこを襲う。軍事用のAVに乗り込んでいて護衛まで付いているらしい。

オレと同じ元ノーマッド、それもクランを追放されたノーマッドだ。ローグからの信用を取り戻すために躍起になっているらしい、彼女の手を借りよう。

 


パナマのクランからは手を借りることはできなかった。だが何も協力を得られなかったわけではない。装備を一式借りることができた。

ゴーストタウンでパナマの車と荷物を奪ったやつを迎え撃つ。

 


迎撃はスムーズに済んだ。だがその場には肝心のブツを横取りしたナッシュというバカは来なかった。

ナッシュの拠点にカチコミをかける。自分がしたことの精算をさせてやろうじゃないか。

復讐はいけないことか?いけないことだろうな。生産的でもない。でもここはナイトシティだ、そんなことは関係ない。信頼を裏切ればどうなるか教えてやる。代金はツケにしといてやる。

 


あっけない数ばかりのやつらだ。

増援に車で何組か来たがグレネードでそのまま汚い花火になってもらった。

荷物も回収しクソ野郎もシバいた。これでヘルマンの仕事にかかれる。

 


パナマには何やら作戦があるようだ。どんな作戦かはまだ聞いていないが賭けてみよう。

 


……相当大胆な作戦だった。発電所をオーバライドさせてEMPを発生させAVを墜落させる。あとは落下予想地点で護衛を排除、そしてヘルマンの確保。

言うのは簡単だが上手くいくのか?いや、オレの技術があればなんとかなるだろう。やってやる。

 


さて、発電施設にぶちかましてやろう。派手に行こうぜ、パナマ

 


発電施設の護衛にドローンがたった4体、本当にそんなことでいいのか?企業……

発電施設を落とすのは一瞬だった。オーバライドさせるのもだ。あとはAVをEMPで落としてヘルマンを捕獲するだけだ。ここまでくれば問題は何もないはずだ

 


AVを墜落させて護衛を撃破する。そこまでに問題は何もなかった。

問題はパナマのクランの仲間、スコーピオンが首を突っ込んで奴らに殺されてしまったことだ。

これは予め警告をしておかなかったオレたちが悪いのか、スコーピオンのハイエナ根性が悪いのかはわからない。だが西のガソリンスタンドに逃げたという部隊の残りは一人残らず始末する。ヘルマンも確保だ。

 


武装ドローンに重武装の兵士、オートのタレット、あいつらはいくつ装備をAVから持ち出してガソリンスタンドなんかに籠城しやがっているんだ。バカなのか?引火したらすべて吹き飛ぶぞ。

まぁ引火なんてしなくてもオレが全てぶち壊したがな。

ヘルマンも無事に確保した。煩かったので黙らせてある。タケムラに連絡しサンセットモーテルでヘルマンとお話する段取りになっている。

 


ヘルマンからお話を伺っている。

どうやらRericはプロトタイプの生体痕跡を焼き付けたものらしい。

だれがこんな宿主が死ぬ前提の高価なチップを買うのかは……まぁ永遠の命を欲するような輩なのだろうが、馬鹿げている。

 


何よりも馬鹿げているのはオレの神経回路は既に焼ききれていてReric無しでは生きていけないということだ。

Reric無しでは生きていけない。つまりそれは今すぐ死ぬか、ジョニー・シルヴァーハンドに身体を乗っ取られて死ぬか、結局死ぬしか選択肢がないってことだ。

なにはともあれRericの設計図は手に入れた。新しい道を模索しなければ。

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし3

今のオレにはたくさんの選択肢がある。

一つは頭の中のジョニー・シルヴァーハンドをどうにかすること。

一つは前と同じようにフィクサーからの依頼を受けて少しずつ栄光の階段を上がっていくこと。

もう一つは、デカイヤマに取り掛かって一気に大物になることだ。

 


ジョニー・シルヴァーハンドについては、時限爆弾だが……少し考える時間が必要だ。とりあえずはフィクサーからの依頼を受けながら情報を集めようと思う。

それとホテルの一件でオレはオレの力不足を体感した。もっと大きな力が必要だ。サイバーウェアを新調しなければ……

 


まずは骨をチタンに肺を人工物に置換した。将来的には腕部の交換も考えている。素手でも相手を始末できたり物を破壊できるゴリラアームなんて便利そうだ。

 


家を出て車に乗り込むと隕石が当たるような確率の出来事としてデラマンがオレの車に衝突してきた。本社に行けば補填を受けることができるらしい。

この街で移動の足がないのは困る、まずはこいつからだな。

本来ならデラマンが迎えを寄越すのが筋ってもんだが、それも無い。デラマンに何かあったのかもしれない。

 


デラマン本社に赴いた。何やらデラマンのシステムネットワークに問題が発生しているらしい。デラマンはウイルスに汚染されたのではないかと予想していた。

それについて各車両の調査を依頼された。それぞれの地区を回って車両の調査を始めよう。デラマンにはこれからも世話になるかもしれない。恩を売っておいて損はないだろう。

 


デラマンのシステムエラーはウイルスでは無かった、メインAIから支持を受けて行動するそれぞれの車両AIのエラー……人間で言えば精神疾患というところか?愛が不足しているやつ、孤独を恐れているやつ、様々な奴が居たがこれはデラマンが向き合わなければ行けない問題だ。おそらくリセットすることで先延ばしにはできるだろうが再発するだろう。上手くやれよ、デラマン。

 

 

バグの遺物を受け取りにきた。デッキで使えるプログラム「デーモン」だ。

対象にアクセスして接続されている機器の場所を特定するプログラムだ。単純なものだが、だからこそ使いやすく、有効だ。

オレみたいなハッキングは苦手なハッカーにはお誂え向きの品だ。良いものを残してくれた、有効に使わせてもらうぜ、バグ。

 

 

次の依頼は警察からのものだ。

余計な事件の捜査に首を突っ込んでいる刑事を止めてほしいとのことだ。警察の内情は知ったこっちゃないがその正しい刑事さんとやらには残念だが捜査は諦めてもらう。これも仕事だからな。まずは聞き込み調査からだ。

 


居場所はすぐに掴めた。とりあえず死なない程度に痛めつけておいた。

これで余計なことはするべきじゃないという教訓を得てくれるだろう。依頼主は呆れていたが仕事を無事に終わらせたのに何の問題があるっていうんだ。

話し合いで済ませたいなら最初からそう言え。

 

 

時間のあるうちに以前のワカコからの仕事の報酬を受け取っておいた。

報酬として金以外にもスマートリンク対応のサイバーウェアまでくれるらしい。太っ腹なことだな。

ワカコはフィクサーでもあるが大抵の稼ぎは水商売にサイバーウェアの取引、ショバ代、昔ながらのヤクザだ。

義理を通す限りはこちらに対してもヘタなことはしてこないだろう。

 

 

また警察からの依頼だ。サーバーにマルウェアを仕込んで貰いたいという話だ。

どうせ秘密の情報収集とかそんなところだろう。オレに感染しないならば関係のない話だ。ちょろいものだな。

 


一つ一つ問題を解決していく。オレのクレドは階段を上がるように一つ一つ上がっていく。

ゴリラーアームにワカコさんが確保しておいてくれているバイク、欲しいものはたくさんある。金が必要だ。

 


犯罪者をしばいてなんとか目標の金額を集め念願のゴリラアームを手に入れた。こいつさえあれば鈍器なんて必要ないくらいの物理的な打撃を繰り出せるだろう。そして物理的な扉などの破壊も容易くなる、最高の気分だ。

次はバイクを買うための資金集めだが、タケムラから呼び出されているのを少し放置していた、そろそろ向かわなければいけない。

 

 

 

タケムラは父親殺しの次期社長─ヨリノブ─の罪を明らかにし、自分の主人の復讐をし、自分を使い捨てたクソ野郎を表舞台で裁く気だ。

その見返りとしてそれが叶った暁にはアラサカを説得してReric=ジョニー・シルヴァーハンドの摘出を手伝ってくれるという。

今ある手掛かりは2つだ、機密であるRericの強奪を企てたエヴリン・パーカー。

そしてRericの開発者「ヘルマン」だ。ヘルマンは現在アラサカから逃げ出し失踪しているらしい。アフターライフで見かけたという情報があるらしい。古株フィクサーのローグから話を聞けるかもしない。

エヴリン・パーカーは……ジュディを当たってみよう。彼女はエヴリンと個人的に仲が良かったように見えた。


ジュディに連絡を取ってみた。

彼女はエヴリンについては何も喋りたくないと言っている。頑なに話そうとしない。おそらく何かを知っているはずだ。直接会いに行って話をしよう。

彼女にはまた会いたかったしな。


ジュディは渋ったが心当たりを教えてくれた。エヴリンとは事件の後に話をしたようだがそれっきりになっているようだ。彼女もエヴリンのことを心配している。

ジュディからエヴリンが居るかもしれない場所の情報を得た、H8メガビルディングだ。行ってみるとしよう。


エヴリンはメガビルディングのドールハウスで仕事をしていたらしい。

そこで従業員に少しお話をさせて貰った。

彼女は仕事中に客とのいざこざを起こして以来ここには来ていないらしい。仲の良かった従業員は事務員からオスロだかオオサカに行ったと聞いたらしい。

次はボスとお話だ。


エヴリンはフィンガーズとやらのドクに修理だか売られたのだかして送られたらしい、たらい回しだな、手間かけさせやがって。

ちなみに、ドールハウスに入った時に武装は預けた。護衛共はゴリラアームによって軽く撫でてやった。

 


……クソっ!立ちくらみだ!Rericの動作不良だ……こんな調子じゃあ目的は果たせない……

こんな時にジョニーが協力したいと言い出した。

「ソウルキラー」「神輿」「アラサカ」。

アラサカはソウルキラーという技術を持っている。ソウルキラーを用いて魂を殺すとその魂の記録が「神輿」へと格納される。

「神輿」では精神の人為的操作が可能らしい……ジョニー曰くオレとコイツの問題はどちらも神輿に行けば解決できるそうだ。どこまで信用できるかどうかはわからないが十分検討する余地のある話……に思えた。

 


結局奴は過去にやったようにアラサカを潰すのが目的のようだ。そのためにオレを消すのではなくオレを利用することにしたらしい。

アラサカを潰すにはオルト・カニンガムという人物がキーになるようだ。

 

 

 

……どちらにしても今は神輿についてもオルト・カニンガムについても手掛かりはない、エヴリンの捜索を続けよう……

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし2

昨日助けた彼女からウイルスを貰ったらしい。どうにも調子が悪い。

ジャッキーのおすすめのドクとやらに会いに行くことになった。

ジャッキーに会うと彼はアジアンヌードルを呑気に食っていた。

サプライズがあると昨日言っていたことを思い出し彼に尋ねると彼は語りだした。

「デクスター・デジョーン」大物フィクサーだ。ここしばらくの間その大物フィクサーは失踪状態にあったらしい。そんな大物からの依頼をジャッキーが見つけてきた。明らかに胡散臭いが仕事は選んでいられない

 


ひとまずドク、ヴィクターの元へと辿り着いた。ここへ来るまで光が眩しすぎて仕方なかったがこれでなんとかなるはずだ。ついでにデクスターの仕事に備えて目と掌の拡張も、な。


知らないポリ公の姉ちゃんから突然連絡があった。レジーナというらしい。彼女はどうやらオレたちの素性を知った上で利用するために取引を持ちかけてきた。サイバーサイコの襲撃に対して手を打ってくれとのことだ。報酬も出る。悪い話じゃなさそうだ。


早速デクスターへのご招待へと招かれた。噂通りの圧力のある風貌に効果なパーツ。大物というのは本当らしい。

クソどもの相手をするのとは話が違う仕事だ。アラサカから試作型のチップを奪い取れという依頼だ。クソが、自殺をしろと言っているようなものだ。やってるオレはこの街の栄光の階段を駆け上がらなくちゃいけないんだ。

まずはメイルストロームのボスから軍事兵器を回収し、チップを強奪する。

メイルストロームのボス、ロイスとやらも一癖あるやつらしい。上手く行くといいんだがな。

依頼主はエヴリン・パーカー素性不明な女だ。探っても碌な情報は出てこない上にこちらの身が危なくなるだけだろう。彼女もオレとの面会を求めている。早速仕事に取り掛かろう。


早速彼女が指定した場所へと赴いた。

彼女、エヴリンは青髪にいかにもセレブな格好をした怪しげな女だ。

なぜ彼女がアラサカの試作チップなんぞを求めているのかは知らないが、詳しく話を聞かせて貰おうじゃないか。

彼女はオレのことを随分と下調べしているようだ、つまり、試作チップ「Reric」について。

エヴリンはそもそもアラサカの次期社長が横領して売りさばく気のチップをさらに強奪する気らしい。ヤツは高給ホテルのスイート。だから軍事兵器、か。要塞を崩すには確かに強力な兵器が必要だ。

時期社長さんとやらの記憶、つまりブレインダンスに没入してRericの場所とやらを探ってやろう。

ナマのブレインダンスは初めてだ人のデータに直接潜り何がそこであったかを把握する。たしかにこれは便利そうだ。試しに潜った生のBDは強烈だった。記録者の感情、感覚、全てをリアルに感じる。まるで自分が自分じゃないみたいで癖になりそうだ。なにせ死の経験なんて自分ではできる訳がないからな。

次は本番だ時期社長様に没入してRericの在り処を探ってやろうじゃないか。


エヴリンのやつ次期社長とやらと直接会っていやがった。あれはエヴリンの記憶だ。

ま、そのおかげでセキュリティから隠し場所まで丸裸に出来た訳だが。

BDの技術者の女は気に入った、向こうも悪くは思っていないだろう。また会おうと約束をしておいた。


BDを終え仕事について彼女と話しているとエヴリンはデクスターを裏切り直に仕事を受けないか?と話を振ってきた。この街じゃあフィクサーを裏切るということは組織に追われることになるということだ。

だが、デクスターは彼女いわくもう終わっている。そして彼女につけば大きな栄光を手に入れられる気がする。オレの直感がそう告げている。

オレは決断した。彼女の側についてやろうじゃないか。なによりそれが一番面白そうだ。


ひとまずメイルストロームと取引するためにミリテクに接触した。

ノーマッド出の人間は奴らの求めているところらしいから協力できそうだ。スパイ探しをしているそうで。

ミリテクの人間からはメイルストロームとの取引のための代金を預かった、が、こいつにはウイルスが仕込まれていた。処理はしたからありがたく使わせて貰おう。

お次はメイルストローム様の陣地に乗り込む時間だ。


メイルストロームは案の定血の気が多い馬鹿集団だった。

前のボスとの取引なんざ反故、とりあえず相手は脅す。つまるところスカベンジャーと大した差はない。

隙を見せた瞬間にロイスの野郎を絞め落としてやった。手下共は始末して荷物も回収完了。

これで準備は済んだ。次が本命だ。上手くやってみせる。オレはここで生きて行くんだ。

 


本命に挑む前にストレッチとしてポリ公からの依頼のご近所トラブルを解決、それから道すがら指名手配犯何組かに鉛玉を打ち込んでやった。身体が温まってきたようだしそろそろ本命にご挨拶と行こうじゃないか

 


デクスの本拠地、アフターライフにやってきた。ここは伝説のバーだ。ナイトシティで名を上げてきた連中は必ずここを通っている。

この店では名を上げた常連の名前のカクテルが並んでいるらしい。ただしカクテルに名前が付くのはソイツが派手に死んだ時だ。

そして街で最も長く場を仕切っているフィクサーの婆さんがいるんだと。ジャッキーはそう語りながら「ジョニー・シルバーハンド」というカクテルを飲んでいた。

デクスからお呼びだ。

デクスはエヴリンのことを警戒している。どう動いたもんか。


作戦は簡単だ。デラマン……一流のタクシーを使って隠密でホテルに忍び込みブツを頂戴するだけだ。


ホテルに到着した。流石の一流ホテルだけあって一生世話にならないような造りだ。セキュリティも前調通りガッチリと硬められている。

下準備をしていなかったら潜り込むことすらできなかっただろう。

部屋から軍事兵器のフラッドヘッドを無事にメインサーバーへと、このホテルのランナーへと潜り込ませた。目標もホテルに到着したようだ。さっさと片付けてしまおう。


次期社長殿の部屋に辿り着き目標の確保に成功した。ついでに事前に確認してあった武装も確保しておいた。

それでも、ここまで上手く行っても万事上手くとは行かないらしい。

アラサカの次期社長殿と社長殿がお部屋で親子喧嘩と来た。部屋からは出るに出られない。

……まさか子が親に手をかけるとは。不自由のない生活を送ってきただろうに。オマケにホテルを封鎖までしやがった。どうしろっていうんだ。


クソが!トラウマチームに捕捉された!あと少しで梯子を使って屋上に登れたところを!おかげでホテルから飛び降りるハメになった!

Rericのケースも破損しやがった!エヴリンはオレかジャッキーか、どちらかにチップを挿入しておけと言う。ジャッキーは自分にチップを挿入した。

急いでホテルから抜け出さなければいけない。


アラサカは本気だ。オレたちをマジで殺りに来てる。ホテルを閉鎖し部隊を投入してまでオレたちを殺しに来やがった!クソ息子の殺しをオレたちになすりつけやがったんだ!

部隊なんざ知ったことか、全員始末して突破してやる……は?軍事兵器だ?こいつらはなんてもんをホテルにぶちこみやがるんだ!ここはホテルだぞ!戦場じゃない!


ホテルからは無事に脱出した。デラマンに足は任せているがジャッキーの負傷が酷い。血が止まらない!このままじゃあジャッキーが!

 


チップは託された。後のことはオレに任せろジャッキー。

 

 


そして、デクスターに仕事の報告をして、オレは奴に頭をぶち抜かれて、死んだ。

サイバーパンクプレイ日記:ナイトシティでの暮らし1

クランが解散しノーマッドでなくなりオレはこれから相棒になるジャッキーから密輸の依頼を受けた。

税関で職員に賄賂を渡し切り抜けたと思ったが間違いだった。野郎どもは賄賂を貰った上でセキュリティに通報しやがったんだ。とんだ腐れ税関だ。

税関を抜けるとセキュリティに見つかり追いかけられカーチェイスをしながらの撃ち合いになった射撃/回避/破壊。

命からがらセキュリティを突破した。

これで依頼は終わりだと信じていた。しかしジャッキーはこの荷物を届けるまでオレに支払うはずの報酬は無いと抜かし始めた。

オレにはもう戻るクランも無い、ナイトシティに行くしか道は残されていない。選択肢は無い、報酬を受け取るためにももう少し付き合ってやることにしよう。

ジャッキーは案外頼れる奴らしい。気に入られたからなのか、仕事の負い目からかは知らないがナイトシティでの住処に仕事もくれるらしい。「これから」が決まっていなかったオレにはピッタリの相棒だ。たまにナイトシティの訳のわからないスラングを叫んでいるが些細な問題じゃあない。


これから始める仕事のためにミリテクの軍事用訓練チップを仕入れてくれたらしい。面白そうな玩具だ頭に叩き込んでみようじゃないか。

こいつは面白い没入だ。こんなチップ1枚で軍事技術を習得できるなんて便利なもんだな。射撃/ハック/隠密行動/格闘術、仕事に必要な要素はこのチップ1枚でほとんどなんとかなっちまう。新人研修なんざ必要性すら感じない。

これでオレも一人前の軍人ってか?笑わせてくれる。

今回の仕事はフィクサーのワカコからの依頼だ、女一人をクソどもから助け出せとさ。軍事技術を試すにはお誂え向きの相手だ、ナイトシティの肥溜めに叩き込んでやろう。

ここでチームの一人を紹介しておこう。「T-バグ」オペレーターでハッカー、チョコレートみたいな甘い色をしたイカした女だ。仕事のバックアップはだいたい彼女がしてくれる。

糞共の掃除は早々に終わった。一人デカイ一物を持った野郎が居やがったが所詮は雑魚だ、扱いきれない武器を持っている木偶でしかなかった。

目標の女はすぐに見つかった。とっくに土左衛門になりかけていたことを除けば大した問題じゃない。オレは一応彼女に没入しバイタルを確認した。ニューロンにウイルスチップを仕込まれていたがバグの支援でそいつもなんとかなった。ウイルスを除去によって彼女のシステムがトラウマチームを招集した、彼女はこのナイトシティでの夜を明けることができそうだ。


依頼主のワカコに連絡をつけた。報酬は後日受け取りに行く。身体が鉛のように重い、早く家に帰りたい。それなのにワカコはオレに今いるワトソン地区がこれから閉鎖されると吐かし始めた。封鎖される前にさっさと引き上げだ。

ビルを出てジャッキーがオレの車を走らせているとクソどもの残党がバンに乗って追いかけてきた。適当に処理をした。封鎖は始まっていたがポリ公の姉ちゃんを上手く説得して切り抜けた。

今日はもうクタクタだ。早く寝てしまおう。

小説紹介・感想:十三不塔「ヴィンダウス・エンジン」止まった物が存在しない世界

君は「サイバーパンク」というジャンルを知っているだろうか?
ニューロマンサー」「ブレードランナー」「攻殻機動隊」「MATRIX」「マルドゥックシリーズ」などの「サイバースペース」に自身をAIのようにアクセスして手足のように駆け回ったり肉体を機械と接続し電子的に、もしくは機械的に拡張したりするジャンルだ。
元祖とされている「ニューロマンサー」や「ブレードランナー」の影響が大きく暗く湿った雰囲気や退廃的な世界観の作品が多い。
もちろんパンクと名前についてる通り体制に対する反発や反抗、ドラッグ、ヤクザなどの反社会的行為が登場する傾向にある。

00年代以前は盛んなジャンルだったが現実の技術の発展によってサイバーパンクな作品の登場数は減ってきている。
現実が未来に追いつきつつある。多くの過去には不可能だったことが今では可能になってきている。

そんな時制の中でハヤカワのSFコンテストで優秀賞と受賞し颯爽と登場した作品、それが「ヴィンダウス・エンジン」だ。

f:id:camus_bdc:20201201005852j:plain

「ヴィンダウス・エンジン」は「ニューロマンサー」のように、ケイスが神経を焼かれたように、チバシティーからフリーサイドへと向かうように、主人公はヴィンダウス症候群を発症し韓国・釜山から中国・成都へと舞台移し、ギブスンが想像した未来のように今の現実から想像できる数々のハイテクガジェットが登場し主人公は様々な政略に巻き込まれていくことになる。そういう小説だ。

私はこの作品をポストニューロマンサーと言いたい。

特に私が面白いと感じたところは2つある。
1つ目はギブスンは日本が大好きだったのと時代として技術的先進国だった日本・チバシティを物語の起点とした。
一方十三不塔は舞台を韓国・釜山から中国・成都と設定した。主人公の出身が釜山であるのは韓国では徴兵制度があるからだろう。ヴィンダウス症候群についてのネタバレになるので詳細は伏せるがソレは確かに重要なファクターの一つだった。
そして中国・成都だ。中国に、特に成都については詳しくないが中国ということが重要だ。中国では現在進行系で人口増大を抑止するために一人っ子政策というものが行われている(2020年現在は二人っ子となっている)。一人っ子政策とは文字通り一つの家庭での子供の出生人数を実質的に制限する法律だ。一人っ子政策を受け入れた家庭は優遇され、受け入れない場合は冷遇される。この政策のため政府からの優遇を受けるために妊娠してしまった第二子を、堕胎・表向きには存在しなかったことにする・奴隷のように闇市で売るなどの行為が行われているそうだ(実際のところは定かではないが)。そうやって生まれてきた居なかったことにされ戸籍を持たない子は「黒孩子(ヘイハイツ)」と呼ばれ社会的な問題にもなったそうだ。
この「黒孩子」が二つ目の重要なファクターだ。
これは他の国では採用できないギミックで著者独自の着眼点で素晴らしかった。

2つ目はガジェットだ。「強襲型仮想現実」と呼ばれるARとVRの両者の利点を併せ持った空間を作り出す「邯鄲枕」というガジェットだ。ヘッドマウントディスプレイも必要なく、ARのように見えるだけでもなく、実際にそこにあるモノに触れたり感じたりと現実を拡張することの出来る装置だ。現実に「邯鄲枕」があったらそれはゲーマー垂唾の品になることだろう。
もう一つ素晴らしいと思えたガジェットもあるのだがそちらは物語の核心に振れるため割愛。

選票通り若干詰めが甘いと表現するか科学的考察が不足しているような部分も見られたがデビュー作でこれだけの出来の作品を作り出すことができるのはそれはもう素晴らしい才能だと思う。次回作も私はきっと購入するだろう。

毎年ハヤカワのSFコンテストを受賞作品はチェックしているが好みはあれど毎年素晴らしい作品が多い。「ニルヤの島」「ユートロニカのこちら側」「コルヌトピア」「構造素子」「最後にして最初のアイドル」そして「ヴィンダウス・エンジン」。
どの作品も素晴らしい作品たちだ。それに並べるだけの完成度の作品が毎年創作されているということ自体が素晴らしい。是非とも「ヴィンダウス・エンジン」をそして過去の受賞作を読んでもらいたい。

ヴィンダウス・エンジン (ハヤカワ文庫JA)

ヴィンダウス・エンジン (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

 

 

 

ゲーム感想・レビュー「ゴースト・オブ・ツシマ」武士の誉と蒙古と冥人の業

ソニー傘下のゲームスタジオ「Sucker Punch Productions」から待望の作品が発売された。
「ゴーストオブツシマ」だ。私は発売日にパッケージ版を購入し約1週間でトロコンまで辿りつけた。おおよそ50時間もあれば寄り道をしながらでもクリア自体は可能だろう。

f:id:camus_bdc:20200727225818j:plain

2017年に発表され注目を集めた海外のゲームスタジオ開発の日本の対馬を舞台としたオープンワールドアクション作品で元寇により襲来し島を占領した蒙古に武士が戦う作品で発表から随分と長い時間音沙汰も無く多くのゲーマーをやきもきとさせていた。
そんな作品が2020/07/17にようやく発売された。
オープンワールドのアクション作品は多くとも日本を舞台とした作品はほとんど知らない。私の知る限りではこのゴーストオブツシマただ一つだ。

ゴーストオブツシマは先述したように九州の北に位置する対馬を舞台とした作品だ。
鎌倉時代に起きた蒙古の襲来、つまり元寇をメインのシナリオとして扱っている。
簡単に説明すると蒙古スレイヤー。蒙古、死すべし。
作風としてはオープンワールドで今まで発売されてきた様々な作品の素晴らしい要素を纏め上げ、時代背景や舞台の研究もUBIのアサクリ並に行われている。
いくつか記していくと

・SEKIROのような弾きを始め一騎打ちや型などの太刀を使ったチャンバラアクション(チャンバラのような早いアクションが苦手?暗器や弓に暗殺術も有る。使えるものは全て使え)
・アサクリオデッセイ・Far Cryの敵拠点のように自由な手段で攻略できる敵拠点。
・ウィッチャー3のようなウィットに富んだサイドクエストの数々(ただしファンタジー要素は皆無なのでドラゴンのような化物退治などはない)
・アサクリ・トゥームレイダーのような快適なクライミングにロープアクション。

勿論独自的な要素も素晴らしい

・限界まで排除されたUIにより高い没入感。
・ミニマップや目的地へのマーカーを無くしその代わりとしてスライドパッドを使用することによって発生させることができる風を用いた誘導(その際目的地までの距離は出る)
・お狐様によるコンテンツ。付いていくだけで収集要素をこなせる上にお狐様をもっふもふできる。神。
時代考証とは矛盾するもののゲームとしての遊びやすさを優先した結果の武士象などの求められている武士象の提供(鎌倉時代の武士は力が正義の島津のような暴力集団。礼節などはもっと後の時代)
・無駄な謎イケメンなどを設置せずにリアルな対馬を描き出している。
 SEKIROや仁王と比べると色彩豊かで荘厳な背景だ。
・傳承イベントの筆による描写。このムービーは一見の価値がある。
・意味がわからないほど早いロード速度により死亡からの復帰時間を無くしストレス要因を限りなく減らしている。もはやTipsを見せるためにロードの時間をあえて作ったまであるらしい。

他にもいくらでも素晴らしい要素はあるが自身で遊んで確認してもらいたい。
かなり重厚で遊びがいのある作品だった……無論これはちょっと……みたいな点もいくらか散見されるが大した問題ではない。

ただ一つだけ申し上げるならば「誉では飯は食えぬ。民も救えぬ」

メインキャラも「そういうところだからな?」みたいなところもあれどどのキャラもユニークかつブシドーをしている。
特に石川先生と志村殿?お前らのことだからな。

海外の一部では差別がなんとか騒がれたらしいがほとんどの大手レビューサイトでは高得点を叩き出しソニーの新規IPでは新記録となる3日で240万本という化け物のような売上の前には霞んで消える。

【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)

【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)

  • 発売日: 2020/07/17
  • メディア: Video Game
 

以下スクショ。

f:id:camus_bdc:20200727232137j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232210j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232205j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232202j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232148j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232141j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232153j:plain

f:id:camus_bdc:20200727232157j:plain

小説感想・紹介:野崎まど「タイタン」今日も働く人類へ・働くとはどういうことか

2020年4月に発売されたタイタンを読むことに備えて過去の野崎まど作品を予習してきた。メディアワークス文庫のアムリタシリーズ、Knowだ。

「[映]アムリタ」から「2」までの一連のシリーズでは野崎まどの独創性とユニークさ、そして正解するカドやバビロンでも見せた悪魔的な発想の一旦を垣間見ることができた。
「Know」では野崎まどの描く未来的なビジョンが描かれその発想力やありえるかもしれない未来を描き我々を楽しませ同時に様々なことを考えさせた。

バビロンは読んでいないので詳しく言及しないがあの作品でも悪魔的な発想の最悪な作品だと耳にしている。

そんな「野崎まど」の新作が「タイタン」だ。

あらすじ

人類は超高性能AI「タイタン」を発明した。「タイタン」は合計12基開発され1~4はファーストロット、5~8はセカンドロット、9~12はサードロットとしてそれぞれ得意分野の異なる超高度AIとして人間のあらゆる生活を支えた。
調理・食糧生産・建築・製造、あらゆる分野の「仕事」をタイタンが人間に代わり端末となる機械を操り行うことで人類を「仕事」から開放したのだ。
それだけではなく、端末を通して必要な情報を提案することから相性診断までありとあらゆる生活をタイタンが支えた。

だがしかしある時第二タイタンである「コイオス」が徐々に性能の低下を見せ始めた。
「仕事」から開放された人類はタイタンに依存している。「コイオス」の性能低下を危惧した管理組織はエンジニアや研究を今でも趣味で行っている人間を集め「コイオス」の機能低下に対処を始める。
主人公である「内匠成果(ないしょう せいか)は趣味で心理学を勉強し論文を発表したり講演会を行ったりしている人物だ。彼女の前に管理組織が現れ臨床心理を用いて「コイオス」のカウンセリングを行うように仕事を依頼し、彼女はコイオスとのカウンセイングを始める……

本作について

本作は「AI」や「働く」こと「仕事」といった事柄をテーマとしている。
AIモノの作品はディストピアのような管理社会として描かれることが非常に多い。それは「ターミネーター」や「MATRIX」などといった有名作品の影響がきっと多いのだろうがこの作品は違う。2000年以降様々な作品で描かれてきた通りに「AI」も所詮は道具なのだ、人間がその使い方を間違えない限りは人間に尽くし人類という種の相棒となりうるだろう。
「タイタン」は非常に優秀なAIだ、人間が求めようとしていることをいち早く察して提案したり、求めたものを与える。常に人間に寄り添うようにかくあれかしと作られ、そうあり、人類と共に歩んでいる。
本作の中では「AI」との関わりや「働く」ことについて大きく描かれている。本書を読むことで様々なことについて考えさせられるだろう。
「タイタン」は作品の内容も、テーマも、大変素晴らしく今年発売した作品の中でも特に優れているSF作品だった。今年上半期に出た作品の中でも特に読む価値のある作品と言えるだろう。是非とも読んで貰いたい。そして「働く」こと、そして未来へのビジョンに対して思いを馳せてもらいたい。

タイタン

タイタン

 

 

 

 

伊藤計劃リスペクトなのか返歌なのか、アレも素晴らしかった。